日 　時：令和５年５月18日(木)　11：30～12：10

場 　所：松山工業高校

出席者：〔協会〕土居会長、佐藤副会長、二神技術委員長、中予地区技術委員３名

　　　　　 〔学校〕生徒９名、田口教諭

　松山工業高校において、令和４年度の２級管工事施工管理技術検定の学科試験や３級配管技能検定に合格した生徒９名と、土居会長をはじめ各検定の受検準備指導に関わった技術委員による懇談を行いました。

　まず、土居会長から合格へのお祝いの言葉に続き、新卒社会人が国家資格を持っていることの意味合い、就職に向けた情報収集の上手な方法などの話しがあり、続いて管工事技術検定学科試験に合格した生徒５名の感想発表に移りました。

　生徒からは、用語が難しいとの感想や、受検対策として過去に出題された試験問題にアプローチしたとの体験談が多かったほか、受検準備講習会で協会から配布されたテキストの分量に圧倒されたが、その際に講師から教えられたスマホアプリが過去問題に当たるには便利で役立ったとの報告もありました。

　次に、受検した４名全員が合格した配管技能検定に関する発言では、初めて見る道具や部品で最初はとまどったが、皆と相談もしながら受検に向けて十分に練習を重ねられたのが良かったと振り返ってもらえたほか、具体的な就職イメージとして管工事業に興味を示す声もありました。

　協会側からは、国家資格が現場で直ちに役立つわけではないが、学んだ管工事の知識は建築での打合せなどで役立つことも多いので、後輩の生徒さんに施工管理技術検定や配管技能検定の資格取得をアピールして欲しいことや、技術の伝承が課題となっているので空調衛生設備業界にも興味を持って欲しいと語りかけ懇談を終わりました。

　中間考査期間中にもかかわらず懇談会が開催できたことに対し、松山工業高校の皆様方に深く感謝いたしますとともに、我々の業界に興味を持ってくれる高校生が着実に増えているとの手応えを感じられる嬉しい一日となりました。