日 時:令和7年9月27日(土) 10:00~15:00
場 所:〔ボランティア〕久万高原町下畑野川の町有地「嵯峨山 森林公園」
〔昼食・交流活動〕「ふるさと旅行村」・ぶどう狩り「竹森ガーデン」
参加者:会員家族、愛媛県・久万高原町職員など 合計68名
ただでさえ秋は空模様が変わりやすいのに、猛暑が続いた影響からか、台風が本土近くで発生して翌日には上陸したり、同時に複数発生するなど例年と違う気象が相次ぎ、行事当日まで天気予報から全く目を離せない日々でしたが、蓋を開けると暑すぎず雨の心配もない曇り空で、森林ボランティア活動を快適に行うことができました。
開会で土居会長から、「県や町の職員を含め、休日ながら68名も参加してくれたことと、準備に奔走してくれた広報委員に対し感謝します。この活動は平成23年、今から14年前に始まりました。その年3月に起きた東日本大震災を受け東北復興を祈念する桜を植えていたところ、偶然にも隣の県道を福島テレビのクルーが88箇所巡礼企画で通りかかり同局で放送されました。翌年の活動では東北から避難してきた「えひめ311」の方も交えてタイムカプセルを埋めたのですが、協会設立50周年の関連行事として今年開封します。地道にやってきた成果も少しずつ出てきており、子どもも楽しめるような活動を、時代の変化に対応しながらこれからも10年やっていきたいと思います。」と、感謝の思いと意気込みを交えた挨拶がありました。
続いて愛媛県中予地方局の久万高原森林林業課職員2名、久万高原町林業戦略課職員6名の皆さんを紹介した後、全員で記念撮影を行い活動に入りました。
今年の活動スケジュールは、例年の園路維持作業を30分程度で終えたあと、タイムカプセルの開封など、協会設立50周年記念の関連行事を実施するという流れです。
最初の維持作業は、公園一番奥に位置する園路(遊歩道)の路面に杉チップを撒き直すほか、散策の邪魔になる立木の枝打ちを行いました。
全員が公園入口に戻ってからのタイムカプセル開封は、当時の活動参加者名簿にあった2名の方に開封作業をお願いし、中身の確認では当時の新聞や協会機関誌、そして未来の自分などへ宛てたと思われる手紙などが出てきて、自分や家族の関係品と判明したものは持ち帰ってもらいました。(残った品は協会事務局で当面保管)
その後、陽光桜1本の植樹と標柱の更新を手分けして行い、無事に作業は1時間ほどで終了しました。
この後、希望者は「ふるさと旅行村」でバーベキューの昼食、「竹森ガーデン」でぶどう狩りと久万高原町の秋を楽しみながら、思い思いのタイミングで解散していきました。
事前打ち合わせや各種用具を準備などをしてくれた久万高原町職員の皆さん、そして作業に参加いただいた愛媛県職員や会員家族などの皆さん、本当にお疲れ様でした。
また、安全かつ円滑に活動が進むよう、チップ搬送などの事前準備をした広報委員、当日のドローン撮影をしてくれた三枝工業の山内さん、今年も大変お世話になりました。
【タイムカプセル開封】
【ふるさと旅行村で食事】
【ぶどう狩り】
(掲載許可番号:d20251003-04)